この節の言葉は通常文献調査の場面で使われるため,商業校正では校正に関する書物を引いた時にしか出会わないと思いますが一応列挙だけしておきます.
続きを読むこのページでは,文化審議会国語分科会 (2014)「『異字同訓』の漢字の使い分け例(報告)」から,商業校正でしばしば赤字が入るように感じるものを抜粋しています.
続きを読む転職や新卒で商業校正者になったばかりの方向けに,用語を整理しています(随時更新).
商業校正では製造・販売やデザインをすることが本業の人々を相手にします.作家やライター,編集者ではありません.校正中に何か紙面に書き込む際には,例えば,相手が「句点」と「読点」という言葉を校正者のように区別できるはずだとは考えない方がよいでしょう.用語は書き手と読み手の双方が理解しているものを,正確な内容でやりとりすることを目的として用いるべきです.
ところで,ここで用語をあげてはいますが,Tokyo校正視点をご覧になって一通り学習することを強く推奨します.
Tokyo校正視点では校正用語にとどまらず,様々な語句の意味の違い,校正の手法から作業の流れ,原稿の管理にはじまるミスを防ぐ方法,紙とWebでの媒体の特性の違いなどまで学ぶことができます.
作業者よりも高いところから手ほどきしてくれる,初学者に対してやさしいビジュアルなサイトです.