LaTeXで数式に補足説明を加える際の書き方です.

目次

  1. 式中に言葉を書く
  2. 式にキャンセルの線を引く
  3. アンダーブレイス・オーバーブレイスを付ける
  4. 参考文献

式中に言葉を書く

式中でアルファベットがイタリックになったり,日本語が表示できなくなるのを防ぐには,mbox関数を使います.

\frac{\mbox{分子}}{\mbox{分母}}

式にキャンセルの線を引く

分子・分母をキャンセルするにはcancel関数を使います.
プリアンブルで

\usepackage{cancel}

しておき,

\frac{1}{3} = \frac{1}{\cancel{2}} \times \frac{\cancel{2}}{3}

とすると,次のように表示されます.

アンダーブレイス・オーバーブレイスを付ける

式中にブレイスを上下に付ける方法です.

\underbrace{abcdefg}_{7}
\overbrace{ABCDEFGHI}^{9}

参考文献

LaTeXの諸設定を解説した,LaTeXで組版された本です.

  • 生田誠三 (2000)「LATEX2ε文典」朝倉書店