LaTeXで数式に補足説明を加える
LaTeXで数式に補足説明を加える際の書き方です.
目次
式中に言葉を書く
式中でアルファベットがイタリックになったり,日本語が表示できなくなるのを防ぐには,mbox
関数を使います.
\frac{\mbox{分子}}{\mbox{分母}} |
式にキャンセルの線を引く
分子・分母をキャンセルするにはcancel
関数を使います.
プリアンブルで
\usepackage{cancel} |
しておき,
\frac{1}{3} = \frac{1}{\cancel{2}} \times \frac{\cancel{2}}{3} |
とすると,次のように表示されます.
アンダーブレイス・オーバーブレイスを付ける
式中にブレイスを上下に付ける方法です.
\underbrace{abcdefg}_{7} |
参考文献
LaTeXの諸設定を解説した,LaTeXで組版された本です.
- 生田誠三 (2000)「LATEX2ε文典」朝倉書店