礼儀作法の観点から誤って反対向きに動作を行っていないか確認するため,若干の事項をメモしています.

目次

  1. 袱紗の包み方
    1. 慶事
    2. 弔事
  2. 便箋の折順と封筒への入れ方
    1. 和封筒
    2. 洋封筒
  3. 風呂敷の包み方
    1. 平包み
  4. 参考文献

袱紗の包み方

慶事

金封はやや左寄りに置く.
左→上→下→右の順(アルファベットのN)に折って余りは裏へ.

弔事

金封はやや右寄りに置く.
矢印が反転.

便箋の折順と封筒への入れ方

和封筒

下,上の順で3つ折りにして,右上が書き出しになるように封筒へ.

洋封筒

右,上の順で4つ折にして,左上が書き出しになるように封筒へ.
封筒裏面は縦書きなら蓋が右側で日付を蓋に,住所等は平らな面に.
(弔事は蓋が左側.日付はやはり蓋に.)

風呂敷の包み方

平包み

フォーマルな平包み.

包んだ後,風呂敷の柄が相手からきれいに見えるように風呂敷を広げる.
熨斗紙は左が頭.

下→左→右→上の順で折りたたむ.

たたむ途中に風呂敷が余ってくる分は,常に空中側に向かって折り返すこと.
最後の余りだけ,全体の下へまわして包む.

参考文献

岩下宣子 (2009)「冠婚葬祭マナーの便利帖」高橋書店.