Terminal.appに関するTips
Terminal.appに関する覚書きです.
目次
exitコマンド後にウィンドウを閉じる
ターミナル.app > 環境設定 > シェルの終了時
で,ウィンドウを閉じるようにします.
Macに自分専用メモサイト
アカウントごとに切られた,ローカルサイトの作り方です.
大まかな流れは次の通りです.
ターミナルでMacの中に入り,webサーバーのApacheを訪問します.
そして,Webサイトを通常アップするところとは別に,ユーザごとのアカウントのフォルダもブラウザからのアクセスに応えるようにしてやります.
しかし,パソコンの外からのアクセスは開放しません.
HTMLファイル等の一式は~/Sites
(=/Users/ユーザ名/Sites
)フォルダに置いてあるとします.
ユーザ名のところはMacintosh HD > ユーザ
以下に出ている英名でのユーザ名です.
まず,/etc/apache2/httpd.conf
を編集し,次の2文のコメントアウトを外します.
#LoadModule userdir_module libexec/apache2/mod_userdir.so |
この変更により,ユーザごとのディレクトリにwebサーバーが関与できるようになります.
次いで,/etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf
を編集し,次のコメントアウトを外します.
#Include /private/etc/apache2/users/*.conf |
すぐに作成するファイルを読み込めるようにするためです.
/etc/apache2/users/ユーザ名.conf
を次の通り作成します.
<Directory "/Users/ユーザ名/Sites/"> |
この設定により,アカウント内にあるSites
フォルダをブラウザから閲覧することが可能になります.
あとはsudo apachectl restart
でwebサーバーを再起動(起動していなかったならrestart
に代えてstart
)します.
ブラウザでhttp://localhost/~ユーザ名/
とすることで閲覧できるはずです.
ただ,PCを落とすとまたApacheを立ち上げなくてはならなくなるので,次のようにして自動起動するようにしておくと便利でしょう.
sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/org.apache.httpd.plist |
macOS固有コマンド
ターミナルからアプリケーションを開く
open
コマンドにより,ダブルクリックした挙動でアプリケーションやファイルを開くことができます.
open アプリケーションへのパス |
ファイル作成日・更新日を変更する
ファイルの作成日を変更するには,setfile
コマンドを使用します.
setfile -d "日付" ファイルパス |
日付は例えばmm/dd/yyyyやm/d/yyという形式です.
オプション-m
なら更新日を変更します.
クリップボードにコピー
pbcopy
コマンドでファイルの内容をコピーできます.
次はテキストファイルからコピーする例です.
cat ファイル名 | pbcopy |
カーソル移動等
単語移動
option + →/← |
行頭へ
ctrl + a |
行末へ
ctrl + e |
一単語削除
ctrl + w |
以降削除
ctrl + k |
元に戻す
ctrl + _ |
ユーザー名を非表示にする
ターミナル画面のスクリーンショットを提供する場合など,ユーザー名を非表示にしたい場合,環境変数を再設定します.
export PS1="\W \$ " |