品質管理
このページは品質管理(QC: Quality Control)についてメモしています.
ISO9001にて品質マネジメントシステム(QMS: Quality Management System)が規格化されています.
目次
5S
5Sとは
- 整理:不要の処分
- 整頓:決められた場所への配置
- 清掃:きれいな状態にすること
- 清潔:上の3Sの維持
- しつけ:ルールを守ること
のことです.
QC7つ道具
QC7つ道具は
- チェックシート
- 特性要因図
- パレート図
- ヒストグラム
- 散布図
- 管理図
- 層別
です.
管理図
- x̄-R管理図:各時点の平均値を表した管理図
- Me-R管理図:各時点の中央値の変化を表した管理図
- p管理図:各時点の不適合の確率を表した管理図(参考:計数値抜取検査)
- np管理図:各時点の不適合品の個数を表した管理図(参考:計量値抜取検査)
新QC7つ道具
新QC7つ道具(N7: New Quality Control - 7 Tools)は言語データを図示し,定性分析することを狙っています.
- 親和図法
- 連関図法
- 系統図法
- マトリックス図法
- アローダイアグラム
- PDPC法
- マトリックスデータ解析法
5M
5Mは
- Material
- Machine
- Man(ここまでで生産の3M)
- Method(ここまでで生産の4M)
- Measurement
です.
信頼性
信頼性とはあるアイテムが与えられた条件下で,要求機能を遂行できる能力のことです.
様々な尺度があります.
- 確率
- 信頼度:機能が規定時間間隔内で実行できる確率
- 保全度:保全が規定時間間隔内に終わる確率
- 平均故障率
- アベイラビリティ:修理可能な系などが特定時間に機能を有している確率
- 時間
- MTTF(Mean Time to Failure):故障までの平均時間
- MTBF(Mean Time between Failure):故障間の平均時間
- MTTR(Mean Time to Repair):平均修復時間
故障を分析する手法
FTA(Failure Tree Analysis)法は故障の木を作る解析法です.
「頂上事象」の発生要因をORゲートによる中間事象を考え,同様に基本事象を抽出します.
FMEA(Failure Mode and Effect Analysis)法は部品などの下位要素に故障が生じた場合に,上位のサブシステムがどのように影響を受けるか書き出したリストです.