LaTeXで変数や数学記号に付ける添字を位置調整する方法です.

目次

  1. 上付・下付
    1. 空文字による添字の位置調整
  2. 記号の上下に変数等を配置する
    1. 関係演算子の上に文字
    2. 記号の上下に小さな文字
    3. ディスプレイスタイルで記号の上下に文字,テキストスタイルではコンパクトに
    4. 記号の左側に文字
  3. 参考文献

上付・下付

x_{1}
x^{2}


空文字による添字の位置調整

x_{1}^{2}
x_{1}{}^{2}


記号の上下に変数等を配置する

関係演算子の上に文字

\pi \stackrel{def}{=} pq

記号の上下に小さな文字

\overset{n}{\sum}
\underset{s \in S}{\sum}


ディスプレイスタイルで記号の上下に文字,テキストスタイルではコンパクトに

\mathop{\sum}_{k=1}^{n}

テキストスタイルではとなり,ディスプレイスタイルだと,

となる.

記号の左側に文字

\sideset{_a^b}{_c^d}\sum

参考文献

LaTeXの諸設定を解説した,LaTeXで組版された本です.

  • 生田誠三 (2000)「LATEX2ε文典」朝倉書店