Pythonのsqlite3モジュール
Pythonではsqlite3モジュールを使用することにより,SQLiteを扱うことができます.
下の例はpythonのサイトを加工したものです.
目次
インポートとデータベースへの接続
インポートは
import sqlite3 |
によって行います.
データベースに接続するにはconnect
メソッドです.
conn = sqlite3.connect('example.db') |
後ほどデータベースの変更にコミットしたり,データベースへの接続を終了する操作を行うので,接続したデータベースをconn
という変数に格納しておくことにします.
書き込み
接続中のデータベースにおけるカーソル(現在位置)は,cursor
によって表現されます.
カーソルは何度も動かすでしょうから,単にc
としておきます.
c = conn.cursor() |
発行されたSQLはexecute
メソッドにより実行します.
c.execute('''CREATE TABLE stocks (date text, trans text, symbol text, qty real, price real)''') |
複数のデータは?
を使って入れ込むことができます.
executemany
メソッドにより,for文を書く必要がありません.
purchases = [('2006-03-28', 'BUY', 'IBM', 1000, 45.00), |
書き込みを反映するには,接続していたデータベースconn
をコミットして閉じます.
コミットはcommit
メソッド,接続の終了はclose
メソッドで行います.
conn.commit() |
読み込み
配列を得るなら,
c.execute('SELECT * FROM stocks') |
各行に書き出すなら,
for row in c.execute('SELECT * FROM stocks'): |
とします.