PostgreSQLでのビュー
ビューについてです.
目次
ビュー
ビューはSELECT
文を保存したもので,見かけはテーブルです.
作成したビューはFROM
句で使用できます.
ビューの作成
CREATE VIEW
によりビューを作成します.
AS
以下が保存しておく文です.
CREATE VIEW ビュー名 |
既に作成されている場合は置き換え
CREATE OR REPLACE VIEW ビュー名 AS SELECT文; |
ビューの削除
削除はDROP VIEW
です.
DROP VIEW ビュー名; |
ビューの更新
ビューはテーブルと連動するので,ビューに更新をかけることができるのはテーブルの更新が特定できる場合に限ります.
言い換えると,集約されたビューは更新できません.
ビューを更新するには,DISTINCT
やORDER BY句・HAVING句を含んでいない,FROM
句で指定しているテーブルがただ1つという条件が必要となります.
サブクエリ
一時的にビューのようにさせたい場合,クエリの中に直接
( クエリ ) AS 別名 |
を埋め込むことができます.
これがサブクエリです.
テーブルの部分集合をサブクエリで返して使いたい場合であれば,
SELECT * |
のような形になります.
スカラ値を得るサブクエリなら,比較演算子などとあわせて使うこともできます.
Viewの定義を確認する
SELECT definition FROM pg_views WHERE viewname = 'ビューの名称'; |
とします.
編集
\ev ビュー名 |
参考文献
SQLの方言に配慮しつつ,リレーショナルデータベースの操作を一から説明している入門書です.
- ミック (2016)「SQL」第2版,翔泳社.