PostgreSQLでレコードを追加・削除・更新する
PostgreSQLで,データを更新する方法です.
目次
追加
あるテーブルにレコードを追加する場合,INSERT
を使用します.
INSERT INTO テーブル名 (カラムのリスト) VALUES 登録する値のリスト; |
カラムのリストと値のリストは同順でなくてはなりません.
カラムのリスト全部が省略された場合,テーブルの定義に従います.
カラムのリストから一部が省略された場合,デフォルト値が適用され,デフォルト値が存在しなければNULL
となります.
別のテーブルから追加(INSERT…SELECT文)
VALUES
以下の部分をSELECT
文で書き換えることで,別のテーブルから抽出してきたデータを追加することができます.
削除
あるテーブルから特定の条件を満たすレコードを削除する場合,DELETE
を使用します.
DELETE FROM テーブル名 |
条件がない場合,すなわち,DELETE FROM テーブル名
で,レコードの一括削除となります.
更新
あるテーブルの特定の条件を満たすレコードに更新をかける場合,UPDATE
を使用します.
UPDATE テーブル名 |
SET
句で更新内容を記述します.
SET
句の式にNULL
を入れると,そのカラムの値を(NOT NULL
制約が掛かっていなければ)NULLクリアすることができます.
参考文献
SQLの方言に配慮しつつ,リレーショナルデータベースの操作を一から説明している入門書です.
- ミック (2016)「SQL」第2版,翔泳社.