PostgreSQLで,データを更新する方法です.

目次

  1. 追加
    1. 別のテーブルから追加(INSERT…SELECT文)
  2. 削除
  3. 更新
  4. 参考文献

追加

あるテーブルにレコードを追加する場合,INSERTを使用します.

INSERT INTO テーブル名 (カラムのリスト) VALUES 登録する値のリスト;

カラムのリストと値のリストは同順でなくてはなりません.

カラムのリスト全部が省略された場合,テーブルの定義に従います.
カラムのリストから一部が省略された場合,デフォルト値が適用され,デフォルト値が存在しなければNULLとなります.

別のテーブルから追加(INSERT…SELECT文)

VALUES以下の部分をSELECT文で書き換えることで,別のテーブルから抽出してきたデータを追加することができます.

削除

あるテーブルから特定の条件を満たすレコードを削除する場合,DELETEを使用します.

DELETE FROM テーブル名
WHERE 条件;

条件がない場合,すなわち,DELETE FROM テーブル名で,レコードの一括削除となります.

更新

あるテーブルの特定の条件を満たすレコードに更新をかける場合,UPDATEを使用します.

UPDATE テーブル名
SET
カラム名 = 式,
カラム名 = 式
WHERE 条件;

SET句で更新内容を記述します.
SET句の式にNULLを入れると,そのカラムの値を(NOT NULL制約が掛かっていなければ)NULLクリアすることができます.

参考文献

SQLの方言に配慮しつつ,リレーショナルデータベースの操作を一から説明している入門書です.

  • ミック (2016)「SQL」第2版,翔泳社.