tkinterによるGUIのサンプル
Pythonのスクリプトの実行をGUIで行えるようにするには,tkinterを用いる.
雛形
import sys |
テキスト
テキストはLabel
で作ることができる.
txt = tk.Label(text=u'説明文') |
自動配置はpack
で行われるが,place(x=10, y=20)
のように位置を指定することもできる.
ボタン
ボタンで行う処理は別途関数を作っておき,ボタンにbind
する.
なお,ここでの<Button-1>
は左クリックのこと.
def sample_func(event): |
テキストボックス
テキストボックスはEntry
で作ることができる.
txtbox = tk.Entry(width=50) |
insert
の第1引数は挿入位置で,
- INSERT: 挿入カーソルのあるから
- END: 最後の文字の後ろから
となる.
クリアは
txtbox.delete(0, tk.END) |
のようにする.
チェックボックス
ブール値を格納する変数をBooleanVar
で用意し,set
で初期値を与える.
bl1 = tk.BooleanVar() |
チェックボックスを使った関数は別途作り,ボタン等に紐づける.
def checkbox_sample_func(event): |
ラジオボタン
frame = tk.Frame() |
選択されたものはvar.get()
で取得する.
たとえば,
def sample_func(event): |
として,ボタン等と紐づけて使う.
メッセージボックス
予めメッセージボックスをインポートしておく.
from tkinter import messagebox |
必要なところで次のようにする.
messagebox.showinfo('見出し', '表示する文章') |
アプリ化
cxfreezeを使う場合であれば,
cxfreeze -c hello.py --target-dir dist |
の形.